ボン・ディーア!
ポルトガルが5月4日から経済活動を再開して、2週間が経ちました。ここ1週間の感染者数の増加は1日200人前後。毎日約1万5,000の検査件数を考慮すると陽性者数の割合は少なく、状況は安定しているとのことです。もちろん、引き続き、マスク着用や手洗い、ソーシャル・ディスタンシングなどの注意喚起がされています。
今日からはいよいよ第2段階へ入り、飲食店、400m2までの店舗、美術館などが再開します。しかし、私たちが足繁く通ったローカル・レストランは、再オープンを延期するそう。保健所が定めるさまざまな条件をクリアする必要があるのだろうと想像しています。
ポルトガル経済活動再開計画の詳細はこちら(↓)
シアード地区へ行ってみました
3月中旬に外出自粛を始めてからの2か月間、徒歩片道15〜20分のところにしか出かけていませんでした。基本は、スーパー、テイクアウトできるレストラン、パン屋さん、銀行、郵便局など・・・。
しかし、日曜日の昨日、良いお天気とジャカランダに誘われてシアード地区へ出かけました。
以前は「ロシオ広場(Rossio)」まで歩くこともありましたが、めっきり身体が鈍っているので、数日前まで怖がっていたメトロに乗ることにしました。
最寄りの駅のホームには片側に3〜4人ずつしかいませんでしたが、電車には結構乗っていました。とは言っても、ボックス席に平均2人座って、ドア付近には3〜4人立ってる程度です。
現在は、メトロ駅の出入口が一部閉まっているので、以前とは勝手が違います。ロシオ駅で降り、とりあえず、最寄りの改札から外へ出ました。
ジャカランダが美しい・・・
まずはお目当てのジャカランダを見にロシオ広場へ。満開を少しすぎた頃でした。もう少し早くこれば良かったかな・・・。
アウグスタ通りからコメルシオ広場へ
ロシオ広場からコメルシオ広場へ続くアウグスタ通りを歩いてみました。
歩行者天国のこの通りは、平常時なら、レストランのテーブルと椅子が道の真ん中に並べられており、多くの観光客で真っ直ぐ歩くことができないほどです。
しかし、昨日は、数えるほどしか人がいませんでした。ローカルの人が多く住むエリアはもう少し賑わっており、観光客がいない今、中心部のレストランやショップの方が打撃が大きいかもしれません。
遠回りしてロシオへ戻ります
コメルシオ広場からリスボン市庁舎を通り、ロシオ方面へ戻りました。楽しくなってきて、もっと遠くまで歩きたい気持ちもありましたが、体力が落ちているので、急激に動いて身体を壊さないように我慢。
それでも、6000歩、4キロ以上歩きました。普段の2〜3倍に相当します。これからは徐々に距離を伸ばして、リスボンの街を探索しようと思います。
ポルトガル、始まりの場所
思い起こせばちょうど4年前、2020年5月、ポルトガルを旅行したことがポルトガル移住の第一歩でした。
大学生の頃からずっとずっと気になっていた国。日本からも、カリフォルニアからも遠くて、なかなか訪れることができなったけど、夫が興味を持ってくれたことであっさり旅行が実現。
一瞬でポルトガルの魅力に落ちました・・・。リスボンに住んでいる今も、素朴で温かい人たち、おおらかな文化、かわいいポルトガル語、毎日食べても飽きないポルトガル料理、美味しいワイン、美しい自然や歴史など・・・深くて心地よいポルトガル沼にはまっています。
2020年5月17日 ロシオ広場&コメルシオ広場の様子(↓)
【リスボン】2020年5月17日 ロシオ広場&コメルシオ広場
ポルトガル非常事態宣言中〜経済活動再開まで(↓)