ボン・ディーア!
今日もポルトガル・リスボンは快晴、最高気温28度です。石造りのためか、アパートの中は涼しく快適ですが、マスクをして外に出ると、暑い!日差しギラギラのクラクラです・・・。
夏期の間は、午前中、散歩に出かけることにします。今日は、気温がまだ22度だった午前10時半頃に家を出ました。
非常事態宣言前に中国系のビジネスが閉まり・・・
思い起こせば、今から2か月以上前の3月中旬、私の行動範囲にある中国系のレストランや日用品店、食料品店、教会などが、一斉にシャッターを下ろしました。
まだ、ポルトガル国内では新型コロナウイルスの感染者数も少なく、非常事態宣言が出される1週間ほど前のことだったと記憶しています。
その数日後、ポルトガルのメインストリームでも、次々とビジネスが閉鎖し始めました。その時、ある旅人の言葉を思い出しました。「一般的に危険とされている国や地域でも、中国人がいれば、そこは安全ということ。本当に危険な場所に彼らはとどまらない」と。
初めて華僑の人たちの危機管理能力の高さを実感しました。
以来、ポルトガルのスーパーマーケットやレストランがテイクアウトで営業を続ける中、中国系の店舗はずっとシャッターが閉まっていました。それが徐々に開き始めたのは、5月に入ってからです。
アジア食材を求めて・・・
今日は、Intentente(インテンデント)、Martim Moniz(マルティン・モニシュ)方面へ向かって歩きました。
以前から作りたかった「カオマンガイ」と「まぜそば」に必要なオイスターソース、ごま油、中華麺を購入すべく、営業しているアジア食品店を探すためです。
何度か利用したことのある中国系食料品店は、まだシャッターが下りていました。残念!
市場調査のつもりで、興味のある店が営業しているか確認するために、適当に歩き回りました。
インテンデント界隈の有名店は・・・?
メトロのインテンデント駅周辺には、有名なシーフードレストラン『Ramiro』があります。大家さんおすすめのお洒落系レストラン『Infame』も。
私が通りかかった時は、午前中だったのでどちらも営業していませんでしたが、調べてみると、『Ramiro』はすでに営業を再開、『Infame』は来週中旬から再開するそうです。
中国系食料品店で買い物
マルティン・モニシュとインテンデントの間くらいに、営業している中国系食料品店がありました。
店頭で品出しをしている店員さんに、カード(Cartão de MultiBanco)または電子決済(MB Way)で支払えるか確認してから中に入りました。
野菜や豆腐などの生ものから、調味料、菓子類、麺類、冷凍食品など、まあまあの品揃えです。
お目当てのオイスターソースとごま油はすぐに見つかり、次に中華麺を探していると、先ほどの店員さんが「あなた日本人でしょ!?」と声をかけてきました。
「そ、そうですけど・・・。あなたたちは中国人ですか?」と、わかりきった質問を投げ返してしまいました。日本人って言われたの、ポルトガルに来て初めてです。なんでわかったんだろう・・・と動揺を隠せず・・・。
ちなみに使い捨てマスク50枚入りが25ユーロで売られていました。
最終的に中華乾燥麺、黒ごま、インスタントラーメンなども購入。最後に「また来てくださいね」と声をかけてくれました。
購入した品々がこちら
オイスターソース 3.45
ごま油 2.50
黒ごま 1.95
中華麺 1.00
出前一丁袋麺 0.60 x 4 = 2.40
合計 11.30ユーロ
帰りがけに、ポルトガルのスーパーで、おろしニンニク(massa d'alho)、生姜(gengibre)、パクチー(coentros)を買い足し、必要なものはほとんど揃いました。
しかし、買い物を終えたことに満足し、「カオマンガイ」も、「まぜそば」も作らずじまい・・・。明日、あらためてがんばります!
その他、リスボン生活の徒然(↓)