アズレージョな毎日

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【ポルトガル語】文法編〜ポルトガル🇵🇹 vs. ブラジル🇧🇷

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ボア・ノイトゥ!

 

前回に引き続き、ポルトガル🇵🇹とブラジル🇧🇷のポルトガル語の違いを解説している動画を紹介します。前回は「発音」でしたが、今回は「文法」です。

 

前回の記事(↓)

www.myeverydayportugal.com

 

ポルトガル🇵🇹とブラジル🇧🇷って、同じポルトガル語でしょ、と思われるかもしれません。私もそう思ってました。でもね、本当にいろいろ、思った以上に違うんです。なので、もし、なんらかの理由でこれからポルトガル語を学ぼうとしている方は、教材や先生選びの時点から、どちらにフォーカスするのか気をつけた方がいいし、もし、ポルトガル(特にリスボン)に住む予定がある方は、基本的な違いを知っておくに越したことはありません。

 

少なくても私たちの生活圏内では、日常的にブラジルのポルトガル語を話す人たちと接する機会があります。特に配達員や修理などのサービス業に多い印象。美容師さんや歯医者さんにもいらっしゃいました。美味しいブラジルのレストランもたくさんあります。

 

ブラジルのポルトガル語を知っていれば、今後、ポルトガルでも臨機応変にコミュニケーションに活用できるだろうな・・・って思います。

 

 

ブラジルのポルトガル語はわかりやすい!?

 

前回同様、ポルトガルとブラジルの両国でポルトガル語を学んだイギリス人女性の動画です。ネイティブ・スピーカーとして、ポルトガル人🇵🇹とブラジル人🇧🇷も登場します。

 

まずはご覧ください(↓)


European Portuguese vs Brazilian Portuguese GRAMMAR explained!

 

全体的に、ブラジルのポルトガル語(Brazilian Portuguese)の方がシンプルでわかりやすい印象です😭 でも、私は負けずにポルトガルのポルトガル語(European Portuguese)を使いこなせるようがんばります!

 

それでは、以下、動画の内容を解説します。

 

 

親しい間柄の「あなた」-「Tu 🇵🇹」「Você 🇧🇷」

 

1番わかりやすい違いが「あなた(You)」という表現です。

 

ポルトガル🇵🇹では、親しい「あなた(Tu)」と敬語的な「あなた(O senhor, A senhora)」を使い分けるのに対し、ブラジル🇧🇷は、誰に対しても同じ「あなた(Você)」。

 

ポルトガルにも、敬語的なあなたとしての「Você」は存在するのですが、実際そう言っているポルトガル人を見たことがありません。なぜなら、あまり丁寧な表現ではないらしいのです。語学学校の先生は、祖父母など、かなり近しい目上の人にしか使わないと言っていました。

 

例えば🇵🇹、「お元気ですか?」なら「Como está?」と動詞を「Você」に対する活用形にするだけで(主語は省略)丁寧な表現になります。あえて主語をつける場合は、「(あなたは)・・・する必要はありませんよ」=「O senhor não precisa de...」と、男性には「O senhor」、女性には「A senhora」を使います。

 

ポルトガル語を学び始めてすぐの頃、とても混乱しました。だって、普通に考えたら「O senhor」=「The gentleman」、「A senhora」=「The lady」なので、まるで第三者のことを話しているみたいじゃないですか!

 

また、相手の名前を使うのも丁寧な言い方だと習いました。その場合も、定冠詞をつけて、「A Maria está com frio?(“マリアさんは” 寒いですか?)」って感じでしょうか・・・。

 

動画で紹介されている例文:親しい相手に対しての「パーティーへ行きたい?」

 

ポルトガル🇵🇹 Queres ir para a festa?

ブラジル🇧🇷 Você quer ir à festa?

 

ここでの違いは3つ。

1)動詞「Querer(〜したい)」の活用形が違う 🇵🇹Tu queres 🇧🇷Você quer

2)ポルトガル🇵🇹では主語を省略する(ことが多い)

3)前置詞が「para」と「a」で異なっている(これはどちらを選んでも問題ないと思います🇵🇹)

 

 

「私たち」 -「Nós 🇵🇹」「A genti 🇧🇷」 

 

ブラジル🇧🇷で「A gente」=「私たち」だとは知りませんでした・・・。「gente」=「人々」なので、この知識がなければ、「彼ら」だと思ってしまったでしょう。

 

そして「A gente」は、「1つのグループとしての私たち」となり活用形は、「あなた」や「第三者(彼、彼女)」と同じ。つまり、ブラジル🇧🇷では、活用形が3種類なのに対し、ポルトガル🇵🇹では2種類多いということになります。

 

例えば、「Ir(行く)」という動詞の現在形では・・・

 

ポルトガル🇵🇹

私:Eu vou

あなた(親しい間柄):Tu vais

あなた(敬語を使う相手)、彼、彼女:O senhor/A senhora/Ele/Ela vai

私たち:Nós vamos

あなたたち、彼ら、彼女ら:Vocês/Eles/Elas vão

 

ブラジル🇧🇷

私:Eu vou

あなた、私たち、彼、彼女:Você/A gente/Ele/Ela vai

あなたたち、彼ら、彼女ら:Vocês/Eles/Elas vão

 

動画で紹介されている例文:「私たちは明日イタリアへ行きます」

 

ポルトガル🇵🇹 Vamos para Itália amanhã.

ブラジル🇧🇷 A gente vai para Itália amanhã.

 

ここでも、ポルトガル語🇵🇹では主語が省略されています。日本語を学ぶ外国人が主語がないからわかりづらいと言うように、動詞の活用で判断するポルトガル語もまた難しいです・・・。

 

 

受け手を示す人称代名詞の位置が異なる

 

ポルトガル語🇵🇹における、この「受け手を示す人称代名詞の位置」は、私の中では、最も厄介な問題です。ブラジル🇧🇷では、常に動詞の前で固定されていますが、ポルトガル🇵🇹では、基本は動詞の後ですが、「否定形」、「疑問形」、「設置詞」など、使う単語によっては、動詞の前に移動してしまうのです😭

 

動画で紹介されている例文:「あたなを愛しています。会いたいです」

 

ポルトガル🇵🇹 Amo-te e quero ver-te.

ブラジル🇧🇷 Te amo e quero te ver.

 

ポルトガル🇵🇹で、人称代名詞が動詞の前にくる例文

 

Como te chamas?(あなたの名前は何ですか?)

Não te ouço.(“あなたの声が” 聞こえません

 

これいつまで経っても慣れません・・・💦

 

 

動画では、「現在進行形」や「彼・彼女の代名詞」などについても違いを説明していますが、私はここまででかなり頭がパンパン!ということで、今回はこのくらいにして、心に余裕ができたら、続きをまとめた記事を書きたいと思います。

 

 

 

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