ボア・タルドゥ!
まだ5月なのに、リスボンは今日も30度近い夏日。すでに夏バテ気味です・・・😅
日差しの強さは南カリフォルニアに負けず劣らず。ツルツルした白い石畳がレフ板みたいに光を跳ね返すのでさらに眩しい💦
天気予報によると来週は気温が下がって、雨も降るみたいです。ちょっとうれしいかも・・・。
さて、先日、久しぶりに少し遠出しました。
リスボンから一番近いリゾート地
私たちが所用で向かったのは、リスボンから35キロほどのカシュカイシュ(Cascais)。
リスボン県にある都市の一つで、ビーチやマリーナ、国際的リゾート・エストリル(Estoril)にはカジノもあります。ユーラシア大陸最西端のロカ岬行きのバスも出ているそうです。(参照:ウィキペディア)
週末や夏場は、リスボン周辺から遊びに行く人が多数とのこと。
今回は、リスボンからの道のりと、カシュカイシュの街の様子を紹介します。
リスボンからカシュカイシュまで(↓)
カイシュ・ド・ソドレ駅から40分
リスボンからは、テージョ川沿いのカイシュ・ド・ソドレ駅(Cais do Sodré)からカシュカイシュ行きの電車が便利です。
カイシュ・ド・ソドレ駅は、シアード地区からは歩いて10〜15分程度、メトロのグリーン線(Linha Verde)も乗り入れており、近くには『Time Out Market』もあります。
料金は、片道2.25ユーロで、リスボンのメトロカード(Viva Viagemなど)に残高があれば、そのまま使えます。
カイシュ・ド・ソドレ駅でチケットを購入する場合は、カード代0.50ユーロが加算され、往復で5ユーロになると思います。チケット窓口または販売機でご確認ください。
ビーチに行く人たちで80%の乗車率
私たちは平日の午後11時過ぎ、カイシュ・ド・ソドレ駅に到着しました。メトロの駅から、エスカレーターで上がると電車のホームが見えます。
カードを改札でスキャンしてそのままホームへ。次の電車までは15分ほどありました。時間帯によりますが、1時間に3本以上は走っています。カシュカイシュ線は、カイシュ・ド・ソドレ駅が始発で、カシュカイシュ駅が終点です。
すぐに電車が到着、かなりたくさんの人が降りてきました。少し電車の中の空気が入れ替わるのを待ってから乗り込もうとしていると、ドアが閉まってしまいました。
どうやら一旦閉まったら、ドアの横のボタンを押さなければならない様子・・・。私たちは、他の乗客の後について乗り込みました。
最初は一車両に数人だけだったのが、発車する頃には座席の8〜9割が埋まるほど。みなさん、どう見ても、ビーチに行くんだろうな・・・という格好でした。
テージョ川から大西洋へ
カシュカイシュ線は、リスボン市内はテージョ川、そして大西洋沿いを走ります。よって、進行方向へ向かって左側に座ることをおすすめします。
サントシュ(Santos)、アルカンタラ(Alcântara)、ベレン(Belém)と、リスボンの名だたる地区も通ります。
電車の中は、空調が効いており快適でした。ほとんどの乗客が夏気分でビーチへ行くのか、これまでメトロやバスなどで経験したことがないほどの話し声でした。
窓も開いてないし、コロナ感染対策は大丈夫なのだろうか・・・と少し不安になりました。
カジノがあるエストリル駅を過ぎ、終点カシュカイシュ駅には、ほぼ正午に到着。まずは、ランチをして、所用を済ませました(こちらは別記事で紹介します)。
「発見のモニュメント」や「ベレンの塔」も見えます(↓)
カシュカイシュの街
無事用事を終え、少し街歩き・・・。海が近いため、リスボンより気温が2〜5度低いことが多いのですが、この日は、28度くらいはあったと思います。とにかく暑かった!
でも、こじんまりとした街は、きれいで、小さなビーチやマリーナやお洒落なレストランがああって、素敵です。
今回、初めてのカシュカイシュかと思いきや、実は4年前にも来てたんです。その時は、シントラへの運転手兼ガイド付きツアーでした。少人数のグループツアーのはずが、客が私だけだったので、シントラを回った後、ジェラートを食べに立ち寄ったんです。
そして、今回、また同じジェラートを食べるという・・・。でも、違う店舗でした。4年前行った店は、まだ再開していないようです。
暑いので15時には家路につきました
思い起こせは、初めてポルトガルに来た2016年5月は、まだ寒くて、地元の人はみんな冬のコートを着ていたのを覚えています。
なのに今回は、30度近く。そして、ジーンズを履いている私。4月までに一度、実家に洋服を取りに帰るつもりだったので、夏服があまりないのです・・・。買わなきゃ。
あまり水も飲んでいなかったので、熱中症になる前に、リスボンへ帰ることにしました。
身体に熱を溜め込んでしまったせいか、帰りの電車が辛かった・・・マスクをし続けるって、結構キツいですね。空調は効いていましたが、マスクの中が蒸れているのがわかりました。例のポルトガル製の高性能マスク、機密性が高いと思われます。
ちなみに、復路は、進行方向左側に座ると、「ジェロニモス修道院」がきれいに見えます。
ポルトガルのマスクについて(↓)
リスボンからの日帰り旅(↓)