ボア・タルドゥ!
前回に引き続き、リズボンから電車で約1時間の港町『セトゥーバル(Setúbal)』についてです。今回は、到着早々訪れた『Mercado do Livramento(市場)』を紹介します。
リスボンからセトゥーバルまでの行き方(↓)
長蛇の列に一瞬ひるみつつ・・・
先に言います。セトゥーバルに行く機会があったら、『Mercado do Livramento(市場)』は必ず訪れた方がいい場所です。食べるのが好きな人、料理が好きな人、ポルトガル人の生活に興味がある人は、なおさら・・・。
友人に任せっきりの旅でしたが、私が唯一行きたいリストに載せていたのがここで、ポルトガルの中でも指折りの活気ある市場だそうです。
私たちが市場に到着したのは、土曜日の午前10時過ぎ。すでに行列ができていました。最後尾に並ぼうと列をたどると、建物裏の駐車場の方まで続いています。一瞬諦めそうになるも、列がどんどん動いていたので、とりあえず並びました。結局、5分くらいで入場できました。
夢に描いていたメルカドがそこに・・・
きれいなアズレージョを施したエントランスで手を消毒し、場内へ入るとそこには、これぞメルカド(市場)といった情景がありました。
リスボンでもいくつかの市場に行ったことがありますが、そのどれよりも格段に大きくて、たくさんの人で賑わっています。
手前には野菜や果物、奥にはぎっしり魚介類、壁に沿って精肉店やカフェなどの店舗が並んでいます。チーズやパン、スイーツ、小物類、、生花などもあり、見学だけでテンション⤴︎⤴︎⤴︎
この市場だけで、「セトゥーバルになら引っ越してもいいかも・・・」と思ってしまいました。車でならリスボンから30分くらいなので、もしかしたら遠方から来ている買い物客もいるかもしれません。私も普通に食材を買いたかったです。
エントランスのアズレージョ。場内奥の壁のアズレージョもきれいです
メインはやっぱりシーフード
先日、はじめて丸ごとの魚を買って、美味しく調理できたことで、これからもいろんな魚介に挑戦しようと思い始めています。
そんな矢先、魚の名前や価格帯などこの市場でいろいろ知ることができました。
レストランのメニューでよく見かける「Pescada」、「Robalo」など
先日買った「Cantarilho(カサゴ系?)」も
「Tamboril(アンコウ)」は、あん肝入り・・・
オイスター・バーがあればいいのに・・・
市場内に新鮮な魚介を食べられる店、例えば、オイスター・バーとか、海鮮丼屋さんとかあればいいのに・・・。こんなこと思うのは観光客くらいでしょうね。
あるのは、市場関係者がさっと軽食をとれそうなカフェとか、ビファナの店。
小腹が空いてきましたが、しばし我慢して他の店舗も見学。そういえば、試食させている店もほとんどありませんでした。そんなことしなくてもガチ買いの人ばかりのようでしたから・・・。
ちなみに、私は「はちみつ(Mel)」をお土産に買いました。
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