ボア・タルドゥ!
イースター明けから、段階的規制緩和が第二段階目に入り、美術館やモニュメントが再開、テラス席での飲食も可能になりました。
徐々に行動範囲を広げ、久しぶりに友人たちにも会い、はじめて『発見のモニュメント(Padrão dos Descobrimentos)』に上りました。
4月中、リスボン市関連の美術館が無料ということで、ポルトガルを代表する陶磁器メーカーでおなじみの『ボルダロ・ピニェイロ美術館(Museu Bordalo Pinheiro)』へ。
ここが予想以上に素晴らしかったので紹介します。
ボルダロ・ピニェイロ美術館(Museu Bordalo Pinheiro)
ボルダロ・ピニェイロ美術館は、メトロ・グリーン線(Linha Verde)またはイエロー線(Linha Amarela)の「Campo Grande」から徒歩5分。
幹線道路が近く、比較的新しい建物の間にひっそりと佇むかわいらしい洋館です。壁やバルコニーには、ボルダロのトレードマークともいえるカタツムリや黒猫の陶器が飾られており、美術館前の中央分離帯には、ボルダロさんと黒猫ちゃんがコミカルな表情で両手を挙げています。
門を入ると、中庭に続く通路にこれまた黒猫のアズレージョ。インスタ映えのセルフィに最適です。
入場料は通常3ユーロ。リスボン居住者は、証明書を提示すれば、日曜・祝日の14時までは無料のようです。週末の規制や季節によって開館時間が変わるのでご注意ください。





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体温計測と人数制限あり
新型コロナウイルスの感染防止のため、入館前に体温測定、その後中庭で待機。人数制限のため、館内から出てきた人数を随時入館させていました。
10時開館で、10時10分頃到着。私たちの前には、カップルが1組だけでしたが、数分のうちに10人ほどが列を作りました。2021年4月現在は、規制が完全には緩和されておらず、週末は13時閉館です。




まずは、ギャラリーへ
施設は、道路側に美術館(Museu)、奥にギャラリー(Galaria)と二つの建物があります。順番がくると、まずギャラリーへ案内されました。
入り口付近にショップ、そのさきに大きな展示スペース。


大作やアズレージョが圧巻
ギャラリーの鑑賞が終わると、中庭でしばし待ってから、美術館の方へ。写真ではすべて紹介しきれませんが、アズレージョやシリアス系の大作など、多数展示してあります。特に、時代背景やポルトガルの文化を垣間見れるイラストが良かった・・・。
こじんまりとした雰囲気の中、様々なテイストの作品があるので、飽きずに楽しめました。
一番印象的だったのがイラスト。この「ゼー・ポヴィニョ(o Zé Povinho)」は、愛すべきポルトガル人の象徴で、しばしば作品に登場したそうです
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