ボア・タルドゥ!
リスボン外出自粛生活39日目。
先週水曜日にスーパーに行ってから6日が経過。冷蔵庫の中の肉、野菜、果物がなくなり、いよいよ買い出しに行かなければ・・・。屋内で人との距離が近くづくこと、いろんなものを触った手で顔を触ったり、ウイルスが付着したものを持ち帰ったりするリスクが高まるので、買い出しには細心の注意を払うも緊張が走ります。
マスクを持っていない私は、防寒用に買ったバフ(Buff)を着けて出かけます。これ、山中教授も紹介しており、嬉しくなりました。
買ってきたものは1〜2日放置
いつものように全神経を集中させて買い出しへ。もちろん、リスクを減らすために一人で。道すがらすれ違う人とは2メートル以上の距離をとり、人数制限のため5分くらい待ってから入店。
店内では、人のいない通路を選んで前に進みます。前方に誰かがいると、後ろに戻り、違う通路を探しながら、必要なものをカートに入れるので、ちょっとしたゲーム感覚・・・。店内には、10人程度しか客がいないので、気をつければ2メートルの距離を保ったままの買い物が可能です。
また、一度手にしたものを棚に戻すのはみんな嫌だろうと、じっくり品定めして、掴んだものはお買い上げのルールを自分に課しています。カートや冷蔵のショーケースなどは、服の裾の上から触り、買うものは右手で触る・・・。
家に帰ったら、まず上着を脱ぎ手洗い。そして、カウンターに買ってきたものを並べ、窓を開けて換気。すべてを消毒するほどのアルコールがないので、鍵、スマホ、クレジットカード、ドアノブのみ消毒。そして、2回目の手洗い。
カウンターに放置したものを使うときは、基本1〜2日待ちますが、すぐに必要な場合は、パッケージを開け、一度手を洗ってから中身を取り出すようにしてます。ズボラな私がこんなに気をつけているのだから、ウイルスさん、風に吹かれて消えてください!
買い出しの日はテイクアウト
買い出しで全精力を使い果たし、料理をする気力が残っていないので、スーパーへ行った日は料理しないってのも新たなルールです。本当は、テイクアウトとか、デリバリーで、美味しいものが食べたいだけなんですけど・・・。
今日は、ウーバーイーツで、行ってみたかったラーメン屋さんからデリバリーしようと企んだのですが、「ラーメンはお店で食べた方が絶対美味しいよ。それより、近所の店をサポートしなきゃ」とラーメン嫌いの夫に丸め込まれました(というより、ごもっとも)。
先週からテイクアウトを始めた近所のお店でテイクアウトすることに。こちらは何度か食べにきたことがあるので味は間違いないし、安心。
箸で魚を食べる幸せ・・・
せっかくなら普段自分では作らないものにしようと、バカリャウや小イカと悩んだ末、太刀魚(Peixe-Espada Grelhado)にしました。夫は、黒豚の秘密(Secretos de Porco Preto)をオーダー。
店の前で10分ほど待って、料理ができたらお会計。「バカリャウのコロッケ(Pasteis de Bacalhau)も入れといたからね!」とおじさん。最初、何のことだかわかりませんでしたが、あ、おまけしてくれたんだとピンときて、お礼を言いました。
テイクアウトしたお料理がこちら!
骨の多い魚を箸でいただけたのはテイクアウトならでは。ナイフとフォークより断然食べやすいので、美味しく感じます!
夫の黒豚は、写真ではポテトだらけに見えますが、豚も結構な量入っていました。塩が利いてて、肉自体の美味しさが味わえる一品。ごはんも美味しいし、やっぱり、ポルトガル料理が好きです!