アズレージョな毎日

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【ポルトガル語】「二番目の市場」ってどこ?月曜日から金曜日までの謎

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ボン・ディーア!

 

言語を学べば、おのずと歴史や文化を知ることができます。いや〜、しかし、ポルトガル語は本当に手強い!スペイン語だったら、どんなに楽だったろうと思います。

 

母音が「あ・い・う・え・お」と5つで、読み方や綴りがヘボン式ローマ字とほぼ同じスペイン語は、日本語話者にとって習得しやすいからです。

 

しかし、ポルトガル語はそうはいかない・・・。発音と綴りがリンクしないんです・・・。

 

数週間前、クラスメイトが「ハシジュモ」という言葉を口にした時、私の頭は「???」になりました。先生に綴りを書いてもらうと「Racismo(人種差別)」。英語の「Racism(レイシズム)」とほぼ一緒じゃないですか!

 

読めば理解できることも、聴くとさっぱりわからないんです😭

 

そうそう、サッカーのロナウド選手も、ポルトガル語では「ホナウド」で、認識できませんでした。そして、今だにちゃんと言えない・・・。絶対「ロナウド」って言ってしまいます😅

 

 

ポルトガル人はわかってくれる 

 

昨日のクラスでは、「Apetecer(食べ物などを欲する)」という単語が出てきました。

 

「Com tanto calor apetecia-me uma cerveja!(こんな暑い日はビールが飲みたい)」というフレーズを読むのに苦労している私に、先生は「"apetecia”の部分は、”aptcia"って発音すればいいのよ」って・・・。母音はどこへ!?これだから、綴りと発音がリンクしないわけです!

 

一方、いつも感心するのは、ポルトガルの人ってこちらが言ってることをほぼ100%わかってくれるんです。耳がいいのか、忍耐強く集中して聴いてくれるのか、私の訛りのあるたどたどしいポルトガル語を理解してくれるのは、本当にありがたいし、もっと勉強しようと励みになります。

 

先日も、洋服屋さんのおばちゃんに「ポルトガル語は話せる?バカンスでリスボンにいるの?」と訊かれたので、「少しだけ話します。ポルトガルが好きだから引っ越してきました」と答えると、とても喜んでくれました。その後もちょっとおしゃべりして・・・。理解してくれるのはうれしいけど、向こうの言うことが全部聴き取れないのがつらい・・・。

 

英語では発音が悪くてわかってもらえず苦労したから(今だに苦労している)、理解してもらえるのは、希望の光。これからも、がんばろう!

 

 

ラテン系言語は似ている

 

本題に戻ります。私は、英語以外にフランス語とスペイン語を軽〜くかじったことがあるので、基本的な単語は意味を予想できることがあります。

 

なぜなら、ラテン系言語は、互いに似通った単語が多い。そのひとつの例が曜日です。

  

英語

Monday
Tuesday
Wednesday
Thursday
Friday
Saturday
Sunday

 

スペイン語 

lunes
martes
miércoles
jueves
viernes
sábado
domingo

 

フランス語

lundi
mardi
mercredi
jeudi
vendredi
samedi
dimanche

  

イタリア語

lunedi
martedì
mercoledì
giovedi
venerdì
sabato
domenica

 

もうお気づきですよね!

 

スペイン語、フランス語、イタリア語での曜日は、激似なんです。イタリア語の木曜日は字面が違うけど、発音すると近いことがわかります。 

 

ウィキペディアによると・・・(↓)

 

「イタリア語、スペイン語などの多くのロマンス諸語では、キリスト教やローマ神話に由来する呼び名が使用されている。

 

例えば、スペイン語では

domingo(日曜日)は主、

lunes(月曜日)は月、

martes(火曜日)は軍神マルス、

miércoles(水曜日)は商業の神メルクリウス、

jueves(木曜日)は神々の王ユピテル、

viernes(金曜日)は愛の女神ウェヌス、

sábado(土曜日)はユダヤ教の安息日を

それぞれ起源としている」。

 

なるほど・・・。

 

 

「第二市場」・・・って何ですか?

 

さて、問題のポルトガル語です。私は、てっきり数字がそうであるように、かなりスペイン語に近い形態を想像していました。

 

しかし、その期待は見事に裏切られます!

 

ポルトガル語

月曜日 segunda-feira
火曜日 terça-feira
水曜日 quarta-feira
木曜日 quinta-feira
金曜日 sexta-feira
土曜日 sábado
日曜日 domingo

 

土曜日・日曜日こそスペイン語と同じですが、月曜日から金曜日までは、似ても似つかない・・・💦

 

ちなみに月曜日である「segunda-feira」を直訳すると、「二番目の市場」。火曜は「三番目の市場」、水曜は「四番目の市場」、木曜は「五番目の市場」。

 

金曜は・・・そう、「六番目の市場」という意味です(ここは期待を裏切りません)。もう、独自路線すぎて・・・なんのこっちゃです。

 

 

キリスト教典礼の表現にしたそうで

 

気になる理由は、またまた、ウィキペディアを参照します(↓)。

 

「ポルトガル語では、ポルトガル北部ブラガの司教だったマルティーニョ・デ・ドゥメが、聖週間の曜日をキリスト教以前に由来する表現で呼ぶことに反対し、キリスト教典礼で使われていた数字表現(イースターの前の日曜日を第1休息日、月曜日を第2休息日…)に代替することを提唱したが、これが後に一般化し、月曜日~金曜日は第2~第6(segunda-feira, terça-feira, quarta-feira, quinta-feira, sexta-feira)という表現が使われる。なお、中世までポルトガル語と同一言語だったスペイン北西部のガリシア語では、スペイン語に類似の表現が使われている」。

  

つまり、6世紀頃、屁理屈をこねる偉い方が無理矢理変えたのでした。月曜日が「二番目」なのは、1週間の始まりが日曜日だからだと思われます。

 

残念ながら「feira(市場)」を付ける理由は見つかりませんでした。口語など「Até quinta(じゃあ、木曜日にね〜)」と、「feira」を付けないこともあります。

 

これまた「やっぱりポルトガル語って面白い!」っていうツボです。

 

 

Feira(市場)と言えば・・・(↓)

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