ボン・ディーア!
またまた食べ物の話です。2019年10月、ポルトガル・リスボンに来てから、外食のほとんどは近所の定食屋さんのポルトガル料理。お母さんの味みたいで飽きないし、懐にも優しいのです。
行きつけの店のランチ定食は、ワイン、デザート、コーヒーが付いて7.50〜8.50ユーロ。セットメニューがないところでも、デザートは2ユーロ程度と格安です。
そこで今回は、ポルトガル料理屋さんで定番のおすすめデザートを紹介します。
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デザートなしでは食事は終わらない!?
ランチで散々ワインを飲んだ後、デザートとコーヒーをいただくのがポルトガル流。
レストランでも必ず「Sobremesa?(デザートは?)」と訊かれます。そして、ローカルな定食屋さんのほとんどが、入り口付近のショーケースまたは冷蔵庫にデザートを陳列してあります。
メニューなどなく、口頭でデザート名を言われるので、最初の頃は、ショーケースの中の好きなものを指差して注文していました。
慣れてくると、どの店にも大概置いてある定番のデザートがあることがわかりました。
1. Doce da Casa(ドス・ダ・カーザ)
「Doce da Casa(ドス・ダ・カーザ)」を直訳すると、「ハウス・デザート」。その店のオリジナル・デザートかと思いきや、基本となるレシピがあるれっきとしたデザート名でした。
店によってアレンジは変わりますが、クッキー、ミルク、コンデンスミルク、生クリームなどを使った甘い、あまーいデザートです。昭和の味的懐かしさがあります。
一時期、これにハマり、各店の「Doce da Casa」を食べくらべていました。今でも、迷った時は、これを頼みます。
2. Mousse de Chocolate(ムース・ドゥ・ショコラットゥ)
「Mousse de Chocolate(ムース・ドゥ・ショコラットゥ)」は、名前のまま。ドス・ダ・カーザを置いていない店でも、このチョコレート・ムースは大概の店にあるほど、定番中の定番。みんな大好きなんでしょうね。
3. Pudim(プディン)
こちらもご察しの通りプリンです。ポルトガルのものはドーナツ型が定番のようです。注文すると切り分けてくれますが、大きさがまちまちなのはご愛嬌・・・。こちらも外れなし、安定の美味しさです。
4. Molotof(モロトフ)
こちらは、空気が80%くらいのプリン。主な材料が卵白と予想されます。お腹いっぱいでもさくっといただけるデザートです。
5. Mousse de Manga(ムース・ドゥ・マンガ)
こちらはマンゴームース。自然な酸味があるので、さっぱりします。いつもランチでいただく赤ワインやコーヒーとあまり相性が良くないと思っているので、オーダーすることはほとんどありませんが、単体では大好きです。
6. Baba de Camelo(ババ・ドゥ・カメロ)
「ラクダのよだれ」という名前が印象的。コンデンスミルクと卵、アーモンドで作るムースのようなクリームのようなデザートです。一度しか食べたことがありませんが、こちらもすごく甘かった記憶があります・・・。
番外編
その他、今まで食べたデザートです。
どれも素朴で懐かしい味わいのものばかり。日本の洗練されたデザートも美味しいけれど、たまにはこういうのもいいですよ!